2007年03月04日

北海道遺産シリーズ

「螺湾(らわん)ブキ」(足寄町)
034.jpg
足寄町の螺湾川に沿って自生する螺湾ブキは、北海道に分布するフキの中で、最も大型のもので、かつては高さ4mに及び、その下を馬に乗って通ることができたといいます。フキは東北アジア、ことに大型の種類は北海道を中心に分布するものですから、それらを代表する存在といえるでしょう。
地元では産学官が一体となった特産品開発や栽培の取組みを進めてきました。その結果、「ラワンブキ」の名は瞬くうちに広がり、地域住民が知恵を出し合い、育ててきたオリジナルブランドは全国的な知名度を誇るようになりました。北海道遺産選定を機に、地域活性化に向けた活動の輪はさらに広がりを見せています。

■大きなマチの大きなフキ
フキは、北海道から九州まで広く自生しているキク科の植物で、ウド、ミツバ、セリ等ともに、今日では数少ないわが国原産の野菜です。
フキが食用として利用された歴史は古く、すでに奈良時代中期に食用に用いられていた記録が残っており、府県では今でも祝い事には欠かせない食材となっています。
螺湾ブキは、足寄町の螺湾川に沿って自生しているもので、北海道に分布するフキの中で最も大型なものです。一般のフキと比べてカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富で、繊維質にも富むという特徴があります。

提供 文章:「北海道遺産とまちづくり」より 写真:北海道遺産 
Click Here!

Click Here!

「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」(上士幌町)
035.jpg

上士幌のコンクリートアーチ橋梁は、昭和初期に十勝内陸の産業開発を目指した旧国鉄士幌線に建設されたもので、市民と産学官が一体となった保存運動の結果、上士幌〜三股間に34橋梁が保存されました。アーチ橋自体の技術的な価値とともに、周囲の自然環境と調和した景観が高く評価され、最近では新しい観光の形として、産業遺産をめぐるツアーともタイアップするなど、第1級鉄道遺産としてますますその知名度を高めています。
注目すべきはその保全活用策です。上士幌町では自然環境系、まちづくり系の2つのNPO法人が組織され、行政との協働のもと、アーチ橋およびその周辺の自然環境の保全と活用のため、積極的な実践活動に取り組んでいます。こうした地域住民主体のまちづくり手法は全国的に広がりを見せており、上士幌町はその先進的モデル地域といえます。

■アーチ橋のすばらしさ6つの要約
?厳しい自然条件の中で建設された大きなアーチ橋として北海道で最も古く、他のアーチ橋のお手本となったこと。
?昭和10年代から30年代と、第二次世界大戦前から戦後にかけて建設されたアーチ橋がたくさん残っているため建設技術の変化を知ることができること。
?周りの景色を壊さないように考えられて設計されたことや当時の工事記録がしっかりと残っていること。
?アーチ橋だけではなく、士幌線の道路跡も一緒に残っていること。
?十勝地方はもちろん、道東には数少ない戦前の土木遺産、産業遺産であること。
?文化庁の登録文化財として登録に値すること。

提供 文章:「北海道遺産とまちづくり」より 

Click Here!

Click Here!
posted by 井上 昭三 at 14:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック


Excerpt: 北海道遺産北海道遺産(ほっかいどういさん)とは、北海道に関係する自然・文化・産業などの中から、北海道遺産構想推進協議会によって選定されたものを指す。現在52件が指定されている。北海道遺産を活用すること..
Weblog: なまら倶楽部
Tracked: 2007-08-07 07:09
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。